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NAT NAPT IPマスカレード違い

NAT NAPT IPマスカレード違い

■NAT(Network Address Translation)
読み方:ナット
IPアドレスを1対1で変換する。
グローバルIP一つに対してローカルIPを一つ紐づける。
外部(インターネット)から内部機器へ接続する場合が多い。
また内部から外部へ接続する際にも変換可能。

■NAPT(Network Address and Port Translation)
読み方:ナプト
IPアドレスを1対多で変換する。変換方法はIPアドレスとポートの組み合わせで行う。
内部機器から外部(インターネット)に接続する場合が多い。

■IPマスカレード(IP Masquerade)
読み方:アイピーマスカレード
基本的にはNAPTと同じ動作をする。
元々はLINUXにおける機能名称である。
古い人間にはこちらの呼び方のほうが馴染みがあるかも。

■PAT(Port Address Translation)
読み方:パット
基本的にはNAPTと同じ動作をする。
CISCO(シスコ)用語となる。

■ENAT(Enhanced NAT)
読み方:イーナット
基本的にはNAPTと同じ動作をする。

■NATオーバーロード
読み方:ナットオーバーロード
基本的にはNAPTと同じ動作をする。

ちなみに「IPマスカレード」「ENAT」「PAT」「NATオーバーロード」
と呼び方はいろいろあるが、RFC2663で「NAPT」という呼び方に
名称を統一しているので胸を張ってNAPTといいましょう!

電機屋さんで販売しているブロードバンドルータ(インターネット接続用)の
機能でNATと記載があるものはほとんどの場合NAPTのことを言っています。
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Catalyst NAT サポート

Cisco機器なら機種関係なくNATできると思ってる人が意外といる。
実際ルータと言われるCisco機器はできるのだがL3スイッチだと
出来ない場合が多い。

以下が、L3スイッチでNAT可能な機器一覧となる
WS000083.JPG
WS000084.JPG

というわけでL3スイッチの場合、馴染みのある機種はほぼ
NAT不可となります。普通にルータを購入しましょう!!
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IPマスカレード(PAT) NAPTの違いは

IPマスカレード(PAT)はLINUXで元々使われていた言葉である。
正式にRFCで規定した名前はNAPT(RFC2663)となる
のだが、なぜかIPマスカレードのほうが有名なままである。

1つのグローバルアドレスで複数台のプライベートアドレスPCから
インターネット接続を行う際に必要となる技術である。
IPアドレス+ポート番号を変換することで管理している。

ちなみにNATは1対1のアドレス変換方法である。

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Cisco機器でNAT

Cisco機器でNATを行う場合注意が必要です。

最近はシスコCatalystのL3switchを多く見かけますが
CatalystでNATが可能なのは6500シリーズだけです。

NATを行う場合はCiscoルータを選択しましょう。

シスコ機器でNAT
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