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SAN Switch Brocade(ZONING2)
Zoningの構成手順
1.Default Zoningの確認
Zone設定が何もない場合はデフォルトですべての機器同士が
アクセスできる状態となっています。
2.alias作成
設定を行うときに(Domain IDとポート番号)(WWN)だけだと
わかりづらいため双方にわかりやすい名前をつけてあげるのがaliasです。
これにより作業効率の向上およびミス削減が図れます。
3.Zone作成
1イニシエータ1Zoneとなるようにサーバ毎にZoneを作成する。
Zoneに複数のデバイスを入れることも可能です。
同じZoneにいれたデバイス同士はお互いが通信可能になります。
4.Zone Config作成
Zoneを束ねたのがZone Configです。
5.Zone Configの有効化
Zone Configの有効化を行いアクセス制御を開始します。
Zone設定の変更を行ったときも必須の作業となります。
有効化を行わないと設定は反映されません。
1.Default Zoningの確認。
defzone --show
で現在の状態を表示
--allaccess 全デバイスアクセス可能
--noaccess 全デバイスアクセス不可
DefaultZoningの設定変更したときは
cfgsave
コマンドでZone設定情報の保存する。
2.alias作成
alicreate "alias名","Domain ID,ポート番号"
alicreate "alias名","WWN"
間違って作成した場合は
alidelete
コマンドで削除できます。
alishow
で設定した情報がみれます。
例
alicreate "serv","1,0"
3.Zone作成
zonecreate "HBA1(ゾーン名)","alias名"
zonecreate "HBA1(ゾーン名)","Domain ID,ポート番号"
zonecreate "HBA1(ゾーン名)","WWN"
Zoneの作成はZonecreateで行い引数として
alias名、Domain IDとポート番号、WWNが可能です。
またセミコロンで(;)複数登録することもできます。
先ほど設定したaliasでZone作成
zonecreate "HBA1","serv"
複数設定する場合は
zonecreate "HBA1","serv;1,1;1,2"
すでに存在するZoneに追加する場合
zoneadd "HBA1","1,3"
Zoneから一部メンバを削除する場合
zoneremove "HBA1","serv"
Zone自体を削除する場合
zonedelete "HBA1"
Zone設定情報を確認するとき
zoneshow
4.Zone Config作成
cfgcreate "cfg1(Zone Config名)","HBA1(ゾーン名)"
cfgcreateコマンドでZone Configを作成します。
引数としてZone Config名とZone名を指定します。
またセミコロンで(;)複数登録することもできます。
複数設定する場合は
cfgcreate "cfg1","HBA1;HBA2"
すでに存在するZone Configに追加する場合
cfgadd "cfg1","HBA3"
Config Zoneから一部メンバを削除する場合
cfgremove "cfg1","HBA3"
Config Zone自体を削除する場合
cfgdelete "cfg1"
Config Zone設定情報を確認するとき
cfgshow
5.Zone Config有効化
cfgenable cfg1
コマンドでZone Configの有効化を行う。
これでZONINGの設定は終了です。
NETWORK×NETWORK
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