1.シリアル接続でIPアドレスを設定。
デフォルトは10.77.77.77というIPアドレスが振られています。
【デフォルト設定】
IP : 10.77.77.77
user : admin
password : password
これでログイン
ログイン後、IPアドレスを変更します。
ipaddrset
IPアドレスが設定されたか確認。
ipaddrshow
変更されています。
これでIPアドレスが設定されました。
2.スイッチ名の設定。
switchname "名称"
今回はSANSW1とします。
switchnameで確認
3.日付と時間の設定。
2011年5月11日02時48分03秒は
051102482011.03となります。
dateで確認
タイムゾーンの設定もしておきます。
tstimezone --interactive(このオプションで対話形式設定となる)
※タイムゾーン設定が有効になるのは再起動後。
4.NTPの設定。
tsclockserver 10.10.10.10
これでNTPサーバを設定
NTPサーバ参照をやめる場合はローカルを指定する。
tsclockserver LOCL
tsclockserverで確認
5.Domain IDの設定
スイッチに動的に割り振られる一意なIDのこと。
このIDでZoneの指定を行ったり、Fabric内で使用される
アドレスを生成する。
管理性の面から重複しない番号を自分で振り管理するのが
よいとされている。万が一重複しても重複しない番号へ
変更される。
switchdisable
コマンドでスイッチをオフライン状態にする。
configure
コマンドで設定。
Fabric parametersの項目でyと答えるとDomain IDの設定を
行うことができます。
switchenable
コマンドでスイッチをオンライン状態に戻す。
※他のパラメータについても引き続き質問されるが、
Ctrl+Dで設定を抜けることができる。
※基本的に重複しないIDに変更されるのですが
たまにうまく変更が行われずに通信できない状態が
発生することがあります(セグメンテーション)。
6.設定情報の保存。
スイッチの設定がすべて終了したらコンフィグの
バックアップをとっておきましょう。
FTPサーバを用意します
configupload
障害が発生してスイッチの設定を戻したい場合は
configdownload
コマンドを使用してFTP→スイッチに
コンフィグをダウンロードする。