Router-Aは障害を検知することができないのでActiveのままとなる。
それによってPCは通信ができなくなる。
インターフェーストラッキングを行うことで相手のポート障害も
Router-Aで検知することが出来る。
【Router-Aの設定】
int E1
ip address 192.168.1.1 255.255.255.0
standby 1 ip 192.168.1.254
standby 1 priority 255
standby 1 preempt
standby 1 track Ether0 250 ←インターフェーストラッキングを有効にする。
ポートがダウンするとpriorityを250下げる。
(この場合はpriorityが5となる)
【Router-Bの設定】
int E1
ip address 192.168.1.2 255.255.255.0
standby 1 ip 192.168.1.254
standby 1 preempt ←standby routerで有効にしておくとインターフェーストラッキングが作動する。
Router-CのE0に障害が起きると
Router-Aで検知してpriorityを250下げる。
これでRouter-Aのpriorityは5となるので
デフォルトpriorityが設定されているRouter-Bへと
通信経路が変更される。
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