三角構成にする必要がでてきました。
三角構成とはいえvlanが異なるので
本来はspanning-treeが働くことはありません。
しかし実際にはspanning-treeが働いてしまい
下の図の×の箇所がきれてしまいます。
どうしてスパニングツリーは働いてしまうのでしょうか。
Cisco機器ではPVST(Per-VLAN Spanning Tree)がデフォルト
になるのでVLANを作成すると作成したVLANの番号が
VLANIDとなりスパニングツリー番号となります。
ProCurveスイッチではVLANを作成するとすべてが
スパニングツリー1に属してしまいます。
青い箱のVLAN番号と赤い箱のスパニングツリー番号が
違いますね。
赤い箱のスパニングツリー番号がすべて1となっています。
この状態で三角構成を作るとすべてがスパニングツリー1と
認識してしまいスパニングツリーが働きます。
そこでスパニングツリー番号を変えていきます。
VLAN551はスパニングツリー1のままですが、
VLAN552はスパニングツリー2となっています。
これで違うスパニングツリーに参加したことになるので
三角構成を組んでもスパニングツリーは働きません。
※実際にはスパニングツリー番号をVLANとあわせて
あげるのがいいです。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
いつもCISCO製品ばかり扱っていたので
スパニングツリーが働く理由がわかりませんでした。
わかってしまうと簡単なことなのですが、
わかるまでが大変でした。
やっぱり知識というのは重要ですね〜
もうちょっと精進します☆