マルチインスタンスSQLフェールオーバークラスタ
インストール時の注意点をまとめてみました。
・ストレージ
LUNはデータ領域、ログ領域、MSDTC領域をそれぞれ分ける。
クォーラム領域は共通。
・サーバ
MSFCは事前に構築してクラスタ上でディスクの追加まで行っておく。
ドライブはそれぞれ異なる値にすること。
フェールオーバーしたときドライブが同じだと問題になるため。
<例>
1号機データ領域 D:
1号機ログ領域 E:
1号機MSDTC R:
2号機データ領域 F:
2号機ログ領域 G:
2号機MSDTC S:
クォーラム Q:
・SQLインストール時の順番
注意点としてはマルチインスタンスSQLの時は
インスタンス名はデフォルト(MSSQLSERVER)を使用できない。
<例>
1号機、2号機でMSSQLSERVER-SPADE
3号機、4号機でMSSQLSERVER-CLOVER
<インストール>
1号機作業>メディア>インストール>
SQL Serverフェールオーバークラスターの新規インストール
2号機作業>メディア>インストール>
SQL Serverフェールオーバークラスターにノードを追加インストール
※1号機のSQLインスタンスに追加
3号機作業>メディア>インストール>
SQL Serverフェールオーバークラスターの新規インストール
4号機作業>メディア>インストール>
SQL Serverフェールオーバークラスターにノードを追加インストール
※3号機のSQLインスタンスに追加
とりあえずこれくらいかな。
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